男性社会

大学に入学するまで男の人と接するのが苦手だった私。初めて付き合ったのも20歳を過ぎてからだった。
ほぼ理系の私の大学は男が約7〜8割、学部に至っては女子1割しかいない世界で入学当初は不安だらけの生活。しかしサークルに入り、半年するとなんのことやらあっという間に男の輪の中でも馴染んでしまっていた。そして4年間の男性社会のおかげで私の男嫌いも少しは改善された(でもそれでも初対面の男性と話すのは苦手だが)。
さらに大学院では女性の研究者が少なかったこともあり男性教授たちからはいろいろとよくしていただいた。おかげでおじ様たちの扱いもうまくなった。
社会人になった今、その経験があったからこそ仕事もうまくいっている気がする。
世の中、悪い男もいるとはいうが私が出会ってきた男たちは全て自分をプラスに導いてくれた人たちだと思っている。そう思えることは自分の選択してきた道が間違いではなかったとちょっと感じるのである。