終電間近

人を待っている時や歩いている時、何気なくいろんな人を観察してしまう。
そういえば終電近くにおける駅の改札口ではよく男女がただならぬ深刻な雰囲気をかもしだす場面に遭遇する。たいていの場合、二人ともなにを言い合うこともなく微妙な距離感で沈黙をたもっていることが多い。そんなシーンをみてしまうとついつい「この二人にはなにが起きたんだろう…」と通り過ぎた後、あらぬ想像を駆り立ててしまう私。かなりのヤジウーマンである。
でも私も遠い昔に同じような経験があった気がする。それを今ふと振り返るとちょっと切なくなってしまった。