復興シンポジウム

先日仕事のおまけ?で復興シンポジウムなるものに参加してきました。
内容は、環境省と大手ゼネコン4社が除染・浄化について被災地においての取り組みと復興へのビジョンを語り合うもの。
それぞれの計画や取り組み、課題などを聞き、共通して言えたことは効率的な除染方法が今だ確立されていないのが現状とのこと。そして線量の高い汚染土壌の搬出先も決まらない、水洗浄で屋根や家周辺の放射能物質を落とす作業をしたり、落ち葉などをバキュームで吸い取る作業をするがコストがかかって仕方がない、木の伐採は環境保全という面から簡単にすることはできないなど・・・現場における課題は大きいようです。
環境省からの回答と言えばとにかく情報収集や除染計画の策定がせいいっぱいといった感じで、実際、除染作業等に従事している作業員や地元の方々との温度差がかなりあるのも現実。
聞いて勉強にはなりました。早く革新的な除染方法が開発されるといいのにな。