悪友の集い

唯一、私の昔の悪事を知るこの連中と最近やたらと飲みに行くことが多くなった。大学卒業後は会うことがなかったのだが、30を過ぎてからけっこう月2〜3に1回のペースで会うようになっている。
不思議なことに彼らとは普段メールのやりとりはほとんどない。飲む会があるときだけメールをやりとりする程度である。
しかし、このメンツ、会えば誰もがみんな相手のために本気でしかってくれたり、心配してくれる人たちなのである。学生時代からそれはまったく変わっていない。私に辛いことがあっても最初はいろいろと厳しいことを投げかけられるが、最後には頭をなでて励ましてくれる(たぶんこのバカはもう何言ってもムリというなかばあきらめの感情も入ってのなぐさめになっているときもあるが・・・)。たまに(不覚にも)それで泣いてしまったりすることもあった。
いろいろな友達がいる中で酸いも甘いも知る悪友たち。
30過ぎてもオールをしてみんなで新宿の朝焼けを見た時、「死ぬまでこの連中とは切っても切れない縁だろうな(笑)」と感じてしまったのでした。