昔の記憶
e省が主催している「100万人のキャンドルナイト」というキャンペーンがこれから始まる。
このキャンペーンの内容は、家族がひとつの部屋に集まって、全ての部屋の電気を消し、ロウソクを灯してエネルギーの大切さを感じましょう(こんな趣旨だったかと思うけど)といったものである。そこでその話に絡んで、職場で私の地元の七夕の話が出てきたのである。
私の住んでいた札幌の七夕は、旧暦の8月7日に行われる。
幼い頃は「なぜ7月7日ではないの?」と疑問に思っていたが、そうはいいつつも8月7日の七夕は、当時小学生の私にとって一年に一度しかないとても楽しみにしていたイベントのひとつであった。
夕方、ご飯を食べてから母親に浴衣を着せてもらい、18:00に家の近所の公園に集合した。そこに町内のこどもたちが集まるのである。そして町内会の役員の人たちの家をロウソクを灯した提灯をもって歌いながら歩き回り、お菓子とロウソクをもらうのである。
♪ろうそくだ〜せ〜 だ〜せ〜 だ〜せ〜
だ〜さ〜ないと〜 かっちゃくぞ〜
お〜ま〜け〜に〜 ひっかくぞ〜♪
こんな歌詞だったかと思うけれども、今考えると脅迫してお菓子をもらう・・・少々まともな大人に育っていないのはこのせいだったかしら〜とふと思ってしまったりして(笑)。
そんなことを職場で話をしつつ、また仕事をする私なのでした。