「薬師寺展」

3月から気になっていたもの。

上野の東京国立博物館で開催している「薬師寺展」。ポスターで日光菩薩月光菩薩を見てちょっと行きたくなってしまった。

木曜の昼、職場から開催状況をみてみたら金曜夜は比較的空いてると書いてあったのでさっそく定時上がりで行った。

ふだんはのほほんとしてる私。気になり出すと行動は早いタイプ。

東京国立博物館は初めて行く私。そして行ってビックリ…ひ、ひろかった。

会場内では展示説明パネルをみてもさっぱり頭に入らないので解説レコーダーを借りた。ちなみに解説ナビゲーターは市原悦子

中学の時、薬師寺について習ったはずなのにさっぱり記憶がないのはなんだろう。

なので市原悦子とともに展示にまつわる歴史について学ぶ。

今回改めてその歴史の意味を学ぶとす〜っと頭に入ってくるもので。かなりおもしろい。

さて、お目当てだった菩薩像たちに出会い。その高さが3m以上あってその大きさにちょっと圧巻。

2体とも一周できるような見せ方をしているため普段は見られない背面をじっくりと眺めることができた。

でもすっと流れるような体の曲線美と立ち姿でも体の重心の置き方も見事に表されていて、ほんと昔の人の技術の素晴らしさを感じられるものでした。

展覧会ってけっこうお堅く見えるけど、わかりやすく説明していたりするので歴史にまったく興味のない人でも楽しめる内容になっていたりします。あとこうしたところにくると展示の見せ方にも目がいってしまう私。

でも東京にいるといろんな展覧会がやってくるのが魅力的だな。今年はもっと足を運ぼうっと。