縁結び

京都の大原三千院で「わらべ地蔵」に出会った。
恐らく女友達と一緒なら間違いなく「かわいい〜」と言うところだが、その時の私は素であり、真っ先に思い浮かんだのは千と千尋に出てきたキャラクターに似てる…というのが第一印象だった。

そして京都のタクシーの運転手が教えてくれたことで、なんでもこの「わらべ地蔵」は願い事を叶えてくれるお地蔵さんとのこと。心の中で失礼なことを思ったことを詫びつつ（なんて勝手な私でしょう）、お願い事をし、その場を立ち去ったのでした。

しかし京都にはたくさんの縁結びの神社がある。
貴船神社を訪れたとき、縁結びについて但し書きの札が立てかけられていたのでそれを読み、「なるほど〜」と感心してしまった。

縁結びとは、異性との良縁以外に人と人との良縁や仕事、転職といったことまで含まれているのである。私が今までこうした縁結びの神社に「良縁に恵まれますように」と願っていたことは、ある意味全部叶っていたということを気づかされた。今私の周りにいる人たち、そして、今までに出会った人も含めて良縁といえる出会いをしてきたと思っている。だから私の願いはとっくのとうに叶っていたわけである。

そう考えると願い事をするときは「良い縁談に恵まれますように」と願わなければならなかったんだぁ・・・と少し後悔しなくもない今日この頃の私なのでした。